*節分


あちこちで「鬼は外~福は内~」と聞こえた2月3日。登園してきた子ども達が「昨日鬼さんが来たんだ」とお話をしてくれました。
今日、保育園にも来るんだけどな…と思いつつ
「怖かった?どうやってやっつけたの?何を用意しとけばいい?」いろいろ聞いてみると
豆が必要だと教えてくれました。

子ども達が耳や鼻に入れたり口に入れて詰まらせたりしないように
保育園では 大きめに丸めた紙を豆にしています。

おやつを食べて鬼についてお話したり、自分たちで作ったものをみんなに披露したりと
和やかなムード。鬼さんは出るタイミングをはかりつつ
「鬼さん来るかな~どうかな~」(これが合図の言葉!)を聞いて
「がおぉぉぉーーーーーーっ!!」叫んで飛び出した鬼2体。
(あ・・・。早めに着替えた鬼2体が全身タイツ姿で真面目に仕事の話をしている様子を想像してください。しばらく笑えると思います…)
あまりにも遠すぎた場所への登場に子ども達の反応は「・・・・・。」
ならば近くに行こうじゃないかと、子ども達のそばに登場!

泣いて先生の後ろに隠れる子。泣きながらも豆を投げる子。固まって動けない子。
いろんな子がいました。そうです、いろんな子がいるんです。

鬼をしながら観察したことは…
いざという時の子どもの反応でした。緊急事態の時に、先生のところへ来る子。自分で冷静に判断して行動をとる子。固まって動けなくなる子。

ただただ日本の行事を伝えるだけではなく子ども達の性格(成長によって変わっていくもの)の把握もできたように思います。

こわくてこわくて 1日気持ちがへこんじゃったお友達もいたように思い
『ごめんね~』の気持ちはいっぱいですが、世の中怖い事たくさんありますからね
そんな時、安心して守ってくれる人がいることも感じてくれたら
嬉しいなぁと思う節分でした。