『農園で育つ心と身体』

ちょうちょがひらひら、ミミズがひょっこり…大好きな虫達がたくさんいる元気な畑には、季節ごとに、子ども達が種を蒔いたり、苗を植えて、野菜の生長を楽しみに育てています。大地に根を張り、しっかり育った野菜を収穫したら、みんなで「いただきまーす!」一緒に食べるとおいしさも格別で、苦手野菜も食べてみようかな?という気持ちが沸き、食育の一環に繋がっています。土を触り、植物・虫などの自然に触れ『生きる力』を感じながら、自分たちで作ったものを食べる経験や感覚を体験し、食への興味と共に、感性豊な子どもを育みます。


『わらべうた遊び』

乳児期に大切なスキンシップに生かすことで、情緒が安定し、愛されている実感を持ちます。手を握ったり、くすぐったりという皮膚刺激は感覚機能を養い育てます。生活の中に気軽に登場するわらべ歌が、穏やかな幸せ時間を多くもつ保育の一役になっています。また、『いっしょにあそぼう!』の会では、園で楽しんでいるわらべ歌遊びを、親子のスキンシップとして、ご家庭でも楽しんでもらえるよう、伝えていく活動も行っています(園児・希望者のみ 年4回)


『保育環境』

保育室は、子ども達にとって生活する場所ですので、スッキリ片付け、清潔に保つように心掛けています。室内には、子ども達の心が動き、遊んだアト(製作)を大切に飾ることで、自分の存在を大切にしてもらえている満足感と、安心して過せる環境だと感じとれるようにしています。また、季節の花や、子ども達が見つけてきた宝物(石や木の実・草など)・虫を、よく見える所に置き、本物を手に取って確かめながら知ることができる工夫をしています。子ども達の「?」や「!」がたくさんうまれる保育と、ゆったり穏やかに生活ができる環境作りで、お子様の育ちを温かく見守っています。


『絵本の貸し出し』

毎週金曜日は、自分で選んだ絵本を1冊借りて帰ります。週末、おうちで絵本を読んでもらうことで、親子のスキンシップになればいいなと考えています。保育中も、たくさん絵本の読み聞かせをし、言葉のやりとりや、幅広い世界観を楽しんでいます。