2025年1月のあそび
大根week!
今週は大根weekと題して、畑の大根を食べつくす計画を立てました。
ひよこ・うさぎ組さんは絵本”おおきなかぶ”のようにつながって引っこ抜く練習をしてから畑に出発しましたよ。
大きな大根できてるかな?みんなの力で引っこ抜けるかな?
いきいきと元気いっぱい広がった大根の葉っぱの下を覗くと、土の中からググっと顔を出した大根が見えます。大きな大根だー!
うんとこしょ!お友だちと力を合わせて大根を引っこ抜きます。大根さんと力比べは、みんなの勝ち!こんなに大きな大根がたくさん収穫できました。
あれあれ?引っこ抜いた大根には穴があいています。よく見るとダンゴムシがじっと隠れていました。
どうやらみんなよりも先にモグモグと食べていたみたいですね。虫好きの子どもたちは興味津々で覗き込んでいましたよ。
これはおいしい大根に間違いないですね。
持って帰ってきた大根を、ひよこ・うさぎ組さんがゴシゴシと洗ってくれました。
「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ♪」
子どもたちからかわいい言葉が聞こえて微笑ましく感じるひとときでした。
洋服をビッショビショにしながら、一生懸命洗ってくれたので、まっしろでツヤツヤになってとっても嬉しそうでしたよ。
この日は”焼き大根”
目の前で切った大根の匂いを嗅いだり、間近でよく見たり、触ってみたりして、大根のみずみずしさを存分に感じました。
大根から水分がじんわりでているのに気が付いたお友だちがいて「ほんとだ!」と、みんなで大根を覗き込んでいました。
ごま油でジュージュー焼いて、お塩をほんの少しだけかけた”焼き大根”
「うん!あまい!」
子どもたちはいつも野菜を食べると「あまい!おいしい!」って言います。先生達も「あまいね!おいしい!」と、子どもたちの顔を覗き込んで感想を言います。なんだかほんわかと嬉しくなる時間です。
焼き大根はお迎えに来てくれた保護者の方にもふるまい、「子どものおやつにこんなのもいいね」とお話をしました。
シャッ シャッ シャッ シャッ
太っちょ大根がピューラーでヒョロヒョロ大根に大変身。ボールに山盛りの薄っぺらい大根はね。
ネットに入れて干しますよ。
こちらは”切り干し大根”になります。
「くっさーい」子どもたちの素直な感想が飛び交います。笑
大根week3つ目の品は”おでん”
切った大根はこんな感じと、子どもたちに見せると、うさぎ組さんも「つめたい」「しろ?」思ったことを言葉にしてくれます。
くま組さんは、きれいに手を洗ってお鍋にポトン。絵本の”おでんのゆ”みたいだね。
続きは給食の先生にお願いして公園に遊びに行きました。
「大根さんどうなったかなぁ?」公園の帰り道も大根さんのことが気になってたまらない子どもたち。
保育園に帰ってくると急いで給食室に行って大根さんを見せてもらいました。
色が変わったね。味がしみたのかな。
「食べてみる?」「うん!食べてみる!」
おでんのゆにつかった大根さんは出汁の味がしみて美味しく、お皿に残った出汁まで飲み干して「おかわり!」と子どもたち。
おいしかったね。
ごしごし ごしごし
この日は大根おろしをたくさん作りますよ。
「見てみる?」
子どもたちのそばで大根おろしの音を聞かせながらボールいっぱいの大根おろしを作ります。
「大根 くっさーーーー」
正直な子どもたち。大根おろしはくさいんです。でも身体に嬉しい働きをしてくれるからおいしく食べようね。
この日は”大根餅”
桜エビをいれて香ばしいとっても美味しい大根餅ができました。レシピを玄関に貼りだして、保護者の方にも見ていただきましたね。
じゃこやごまで作っても美味しいのでぜひ作ってみてほしいです。
もちろん、子どもたちも大好き。子どもたちの「おかわりしたい」が聞けて大成功でした。
大根week最終日の今日。
目の前で大根を切って、簡単なお手伝いをして、いろいろな形に変身した大根を味わい尽くしました。
今日は”サラダ”
「今日の大根はこんな形に切ってみたよ」どんなサラダに変身するかな?
春雨や人参、キュウリと一緒に味付けされて、給食のサラダいただきましたよ。
「大根 どれだかわかる?」
「これー!」とパクリ。
今日の大根も、とってもおいしかったね。
大根は葉っぱにもたくさん栄養があって、しかも美味しいので、保護者の方にお裾分けしたところ、すぐにふりかけにして美味しく食べてくださった話や、子どもがたくさん食べてくれてビックリした話など聞かせていただきました。
日常の暮らしの中で豊かな食体験を積み重ねてあげたいなと思います。
来週は節分ですね。恵方巻、子どもたちと作ってみるのもいいですね!
がんばったコマ回し大会
朝から少し緊張気味のAちゃん。「うまく回せないかもしれないから…。」とドキドキしながら登園してきました。
でもね、「Aちゃんは回せるの?」と聞くと(緊張しているなんて知らなかったもので…。)「もっちろん!!」と、お鼻をプクプクさせて自信満々のお顔です。「お家でママとパパに見てもらって、すごいね!って言ってくれてん。だからな、できるし。」肩を上げ下げしながらコマ回し大会への意欲を話してくれました。
こんなコマがあるんだって。これはコマではないけど回るかな?
「がんばれ~」みんなでコマの応援です。
バレリーナの先生はどんな風に回るかな?
くるくるくる~♪
「わぁー!すごい!!」とってもきれいにくるくる回る先生にみんなでたくさん拍手をしました。
いよいよみんなの番ですよ。
ひよこ組さんは、先生に手を添えてもらって「ゴシゴシ シュッ!」
くるくるくる~♪
「できたできた!回ってるね」いっぱい頭を撫でてもらって、いっぱい拍手をしてもらいました。
来年のコマ回し大会は一人で回せそうですよ。
一人で回せるうさぎ組のお友だちは、自分のコマを持つと足を大きく開いて「シュッ!」止まるともう一度「シュッ!」
それを見て同じようにやってみようとするお友だちや、先生に甘えながらも「もう一回やってみる」とチャレンジするお友だちもいて、意欲的な子どもたちの表情・姿に「すごいすごい!」「回せたね!先生も嬉しい!やったー!!」ついつい私達まで興奮気味になってしまうほど感動しました。
くま組さんは、さすがですよ。みんな余裕の表情です。緊張していたAちゃんも本番前の意気込みどおり堂々とみんなの前でコマ回しを披露できました。コマを回す時の手つきもさまになっていてカッコいいんです。みんなに注目されると恥ずかしいお友だちの気持ちも、ドキドキの緊張を跳ねのけて頑張った気持ちも、くま組さん一人ひとりの心の育ちがかわいくて素敵で誇らしく感じました。
一つできることが増えた喜びと、できるようになりたい気持ちが芽生えた嬉しさを込めて、ピカピカコマのメダルをプレゼント。
「ずっとがんばっていたね!」
「かっこよかったよ!おうちでも回すところ見せてあげてね」
「今度はキノコ回しにチャレンジだね!」
かけてあげたい言葉はたくさんありましたが、子どもたちはメダルに夢中で聞こえていないかもしれません(笑)
一人ひとり、ちゃんと成長していることを改めて感じたコマ回し大会。
子どもたちの育ちは波のようにクネクネしながら育っていて、気がついたらいろんなことが当たり前にできるようになっていて、
「こんなことができるようになったんだ」と驚かれた保護者の方もいらっしゃったように、私達も手先だけではない心の育ちにいつもときめきます。
見逃したくないですね、子どもの育とうとしている力。
おいしいね
うさぎ組さんは”むっくりくまさん”のような簡単なルールのある遊びをお友だちと一緒に楽しんでいます。そこへひよこ組さんもやってきて真似っこしはじめ、その姿の可愛いことと言ったら…と、今日のお話も『かわいい』から始まりましたね。
はさみで切ることにチャレンジしはじめたくま組さん。最初は危なっかしくてヒヤヒヤしましたが、今では切りやすいように自分で持ち直して上手に切るようになりました。
前回収穫したキャベツ。大きかったでしょう?
指先が器用に使えるようになったひよこ組さんとうさぎ組さんが、キャベツを小さくちぎるお手伝いをしました。自分がちぎったキャベツかな?焼きそばに入っているキャベツを探しながらおいしくいただきました。
くま組さんもキャベツをちぎります。
それからゴマもすりました。
くま組さんが作るのは キャベツ入りのおやきです。
お昼寝から起きると、楽しみにしていたクッキングの時間。
エプロンと三角巾は子どもたちにとって特別みたいです。
おやきの材料を交代でボールに入れて
材料を混ぜたらラップに取り分けておにぎりを作ります。
こねこね こねこね
それから力を込めてぎゅーっと押してぺったんこにしました。
ぺったんこにしたらホットプレートで焼くよ。「これが私の!」自分のおやきがどれだかちゃんと覚えていてね。
ホットプレートからいい香りがしてきました。
そろそろひっくり返してみようね。先生といっしょに「えいっ!」力加減が難しくて、おやきがスルンと滑り落ちてうまくひっくり返らなくて、もう一回チャレンジ!と
「えいっ」今度はうまくいきました。あとは美味しくなるのを待つだけね。
よい焼き色がついたおやきは香ばしく、3時のおやつでおいしくいただきましたよ。
プランターにはまだカブが残っていたので、ひよこ・うさぎ組さんは葉っぱでふりかけを作り、くま組さんはカブで浅漬けを作りました。
カブの葉っぱは大根より軟らかくて食べやすく
ごはんにのせるとモリモリ食べてくれます。「もっと食べる!」の声が嬉しいですね。
27日からの週は昨年も楽しかった大根ウィークをしたいなと思っているんですよ。
子どもたちのおいしい顔がたくさん見れたら嬉しいな。
くま組さんはかるたとりをしています。読み手になったり取り手になったりと、子どもたちだけで成り立つ時もあって、そういう時は邪魔しないように見守っています。かわいくてつい声をかけそうになりますが…。
24日はコマ回し大会を行いました。おうちに持って帰って練習していたお友だちもいて、めきめきと上達していく子どもたちに驚かされます。次回は子どもたちの心の動きが楽しかったコマ回し大会の様子をお話したいなと思います!
おもちぺったん♪
もち米を蒸したときの蒸気は、甘く優しい何とも言えない幸せな香りがして、私はお餅、もち米が大好きです。この香りを嗅ぐと、年末に臼と杵を用意し、家族総出で行ったお餅つきの光景を思い出し、あたたかで幸せな気持ちになります。残念ながらもち米を蒸して作るお餅つきはできませんが、本物みたいなお餅つきを楽しみましたよ。
杵を片手で軽々と持ち上げぺったんぺったん。
両手でしっかり握って力強くべったんべったん。
高速ぺったん。ぶるんぶるん振り回しぺったん。
ちょっぴり恥ずかしくてちょんちょん。
杵より臼が気になりぐるんぐるん。
一人だとモジモジしちゃうけど、お友だちと一緒なら 勇気が倍増!ぺったんこぺったんこ。
こんなふうにね。
みんながついたお餅はこのとおり。びろぉぉぉ~~~~~ん。
よく伸びるおいしそうなお餅ができました。
香りは小麦粉だけど、この伸び具合、もう間違いなくお餅だね!
ふっくら柔らかくて触り心地の良さと、ほんのりあたたかいお餅(小麦粉粘土)ほっぺにくっつけて気持ちいい。
ちぎって伸ばしてこねこね。
手にくっついちゃった。びよ~ん。ほら、こんなに小さく小さくちぎったよ。容器に入れてみよう。
こんなお餅もできたよ。
指からお餅が伸びて「落ちちゃう~」とにっこり。
小さいお団子いっぱい並べたよ。1・2・3・4・・・。数を数えてにっこり。
一人ひとりが柔らかい感触に、かわいい笑顔になったお餅つきでした。
好きなだけ具材をのせたお雑煮。しいたけいっぱい、おネギ少な目。人参はお椀から溢れそう。お椀の真ん中に集めて貼ったり、重ならないように貼ったり、丁寧に並べたりと、どのお雑煮もお正月の華やかさが表現されています。お餅のお顔もポイントです。
かくれんぼをしたり、凧揚げをしたり、追いかけっこをしたり、子どもたちは寒さなんて吹っとばす元気です。今週は少し暖かいようで、今日は上着を脱いで汗だくで遊びました。すごい・・・。
部屋の隅でおもしろいことに気が付いて、一人で楽しんでいるのもかわいいですよ。
前回お話していた『食器を片付ける』も定着し、同じものをきれいに揃えて片付けてくれます。
顔を小さな手で覆いきれないところも、おちゃめな姿も、一生懸命なところも、寝ぐせもつむじもかわいくて、今日も「はぁー、かわいい♡」という先生の声があちらこちらから聞こえ、毎日子どもたちに癒されています。
プランターにできた一粒のいちご。赤くなったのはまだこの一粒。赤くなり始めた頃からどうやって分けるかを相談しながら楽しみにしていました。半分に切っていちごの中をみんなで覗いてみましたよ。
20等分にはできないので、少し足して(ごめんね)イチゴミルクにしていただきました。
次のイチゴが赤くなるのも楽しみだね。
畑のキャベツはこのとおり、みんなのお顔ぐらい大きく育ちました。おっと、重たいね!
よーし、このキャベツでクッキングだ!
次回はクッキングの様子もお伝えしますね。お楽しみに!
あけましておめでとうございます。
お散歩でしめ縄や門松を見つけては「あれはなぁに?」と子どもたち。お正月を感じながら過ごした1週間でした。
うさぎ組さんとひよこ組さんは書初めをしてみましたよ。筆を使ってダイナミックに書くうさぎ組さん。手形の間に指先で「チョンチョン」と言いながら表現していくひよこ組さん。
くま組さんが作った福笑いはおもしろい顔がいっぱいで、新年早々からたくさんの笑いを運んできてくれました。
丸い画用紙にシールを貼って作ったへびさん凧と
ペンで描いてシールを貼った大きなビニール袋凧を持って
公園に行くのが楽しみです。広い所で走ってみよう!
へび凧はくるくる くるくると回り、ビニール袋凧は風を集めてぷっくりと膨らみ迫力満点です。
「ただいまー!公園楽しかったー」と元気な声で保育園に帰ってきます。寒くて縮こまりがちな季節ですが、しっかり動いて体をあたためながら遊びたいですね。
12月頃から子どもたちの中でひそかに流行り始めた”恐竜カード”
難しいカタカナの名前を覚えていたり、お友だちとカードを並べてなんだか楽しそう。恐竜のぬいぐるみでごっこ遊びをしたり、積み木やブロックと合わせて、日々遊びが広がっています。
プランターのカブがギュウギュウに混みあってきたので間引きをしました。中でも大きくなったのを選んでスポーン。
カブは簡単に抜けました。
きれいに洗って泥んこを落とし、真っ白のきれいなカブにうっとりです。
先生が目の前でチョキンチョキンと切ってくれました。みんなも手を包丁にして、チョキン チョキンと切る真似をしながら、一緒に作っている気分。
炒めてできた カブの葉っぱのふりかけ。おいしそうな香りにみんな「早く食べたい~」とそわそわです。
「おいしー!」「もっとほしい」と、カブの葉っぱふりかけは、あっという間になくなりました。緑のお野菜が苦手なお友だちもモリモリ食べてくれました。収穫したものを目の前で料理し食べるという経験の積み重ねの大切さも感じました。
ひよこ組さんとうさぎ組さんは、真っ白のカブで浅漬けを作るお手伝いをしましたよ。こちらも大好評!「もっと食べる」とおかわり続出でした。
くま組さんは給食を食べたら『自分で食器を片付ける』を始めました。「お皿がピカピカだよ」と誇らしげです。嬉しい気持ちを応援してあげたいです。
お正月遊びは他にもたくさん。サンタさんにもらったコマは、1月の終わりのコマ回し大会に向けて練習中です。回せるようになったお友だちが教えてくれたり、応援してくれたりと、「おっ♡」と嬉しくなる場面が見られるのも楽しみなんですよ。
そうそう、お餅つきも楽しかったので、この様子は次回お伝えしますね。
本年も、子どもの笑顔を真ん中に、大人の笑顔の輪でぐるっと囲んで、温かく心地よい毎日が過ごせますように。
どうぞよろしくお願いいたします。