2019年11月の子どもたち
*食育ってなんだろう
10月の終わり、みんなで楽しんださつま芋掘り。その日、太陽グループさんは
絵の具で「さつまいもの色はこんなだったよね~」なんて話しながら
画用紙に絵の具を塗り、その画用紙で丸めた新聞紙をくるんでサツマイモを作りました。
お星グループさんは、さつま芋掘りの再現を。
新聞紙で丸めたお芋を「うんとこしょ」と引っ張って、でてきたお芋を大切そうに
テーブルに運ぶ姿はとってもキュート♫
そのお芋に手のひらを使って色を付けて、おいしそうなお芋ができあがり。
製作やごっこ遊びだけど、子ども達が『さつまいも』に興味を持ったり、
知ることに繋がる遊びも食育の一つでしょう。
プランターで育てている野菜のお世話や、とうもろこし・豆の皮をむいたり、
簡単なクッキング・食事のお手伝いだけでなく、1日の遊びや生活の中で
『食育』につながる体験を何度も繰り返しています。
絵本でみる食べ物も、ママとでかけたスーパーでみた食べ物も大切な食育体験でしょう。
食べる物で体が作られているので、毎日の食事がどれほど大切なことか
わかっているけれど…食の細いお子様だとか、好き嫌いが多くて…と
食に関しての悩みを感じているご家庭も多いようです。
0・1・2歳の子ども達が、成長と共に味覚や嗜好が出てきて、食べてくれていたのに
食べなくなった物や、好んで食べる物が変わったりすることは、よくある事ですね。
だからこそ、たくさんの食材に触れ、知ってもらいたい時期だと思います。
子どもの頃食べられなかったものが、大人になって大好きな食べ物ってありますよね。
絶対これを食べないといけない!ということではなくて、
子ども達には、いろいろな食材を「おいしい」と感じながら
食べられるようにしてあげたいと思います。
子ども達が自分で食を選ぶ年齢になった時、自分の体をつくるきちんとした食材を選び
健康で生き生きと過ごしてくれるように。そのために『食育』は大切なのではないかなと
私は感じています。
どのような食べ物があって、調理によって味や見た目が変わることを知ったり、
ママやパパと楽しい雰囲気の中で食べる食事は
「食べる事は楽しい事だ」と体験するでしょう。
園の給食のお魚は魚屋さんが持って来てくれるおいしいお魚ですし、
オーガニックのお野菜を使って安心安全な給食を提供しています。
でもね、だからOK!ではないと思うのです。
子ども達と一緒に食材を見たり、興味を持ったり、楽しく食事をすることも
とっても大切なことではないでしょうか。
自園調理ですので、外遊びから帰ってきた時、給食の香りを感じて
「今日は〇〇ごはんかなぁ」なんて子ども達同士の
かわいい会話は、とっても微笑ましいですよ。
16日(土)は、さつま芋掘りをしたお芋を使って、くまぐみさんが
親子クッキングをします。簡単なおやつで、おいしい!楽しみです。
そうそう、写真は給食がサンマだった日のことです。
「歯がない」「目がちいさい」「ぬるぬる~」と大騒ぎでした♫
給食のサンマもペロリと美味しく食べてくれました。
毎日の給食をインスタグラムで見て頂いたり
給食のレシピやお悩みボックス(「お手伝いしてくれたよ」とか「これ美味しかったよ」
なんてコメントも書いてくださると嬉しいコミュニケーションBOXです)も
あり、どんどん活用してくださいね♫
*くまぐみさんのおでかけ♫
先日、くまぐみさんはお花屋さんにでかけました。
首から小さなお財布をかけて、少し遠くまで頑張って歩いたんですよ。
お花屋さんの前で150円渡すと、自分でチューリップの球根を選んで
お店の人にお金を渡しておつりをもらってきてくれました。
お花屋さんの入り口には、『きらきら保育園のお友達いらっしゃいませ』
の看板を描いてくださっていてチューリップの絵も描いてあったので
イメージがわいたでしょうね。とっても嬉しかったです♪
チューリップの形に切った可愛い画用紙に名前を書いてくださって、お買い物の袋に貼ってくれたんですよ。
待っている子達が飽きないようにと シールも用意してくださって…。
いつもきめ細やかな心配りをしてくださって、楽しいお買い物体験になりました。
「お買い物楽しかった!」「どんなお花が咲くかなぁ」ニッコニコの帰り道。
今度、みんなで植えようね。チューリップが咲くころには卒園。
あ~また寂しくなるなぁ(まだ早いですよ!と、職員からもツッコミが。今年も早々と寂しがっています)
それから消防署にも行きました!
大きなはしご車にびっくり「すごーい!かっこいい!」と
目がキラキラです。「乗ってみる?」「消防士さんの服、着てみる?」と
言われるたびに「うんうん!!!」食い入るようにお返事するYちゃん。
消防士さん達に「私、消防士さんになる!」って、宣言していましたよ。
少し恥ずかしがっていたSちゃん、Kちゃん、Hちゃんは、運転席に乗せてもらったりしているうちに
「もっと乗りたい」「こっちも着てみたい」と積極的に。
カメラを向けると最高の笑顔を見せてくれました。
車好きのRくんは消防車の周りをぐるっと走って消防車の点検を(笑)
Sちゃんは消防士さんの服が気に入り、とくにヘルメット!
初めての場所は、少しドキドキしちゃうUちゃんは、ちょっと離れたところから
消防車や消防士さん達の様子を観察をしているうちに、心のドキドキが和らいで、
「消防車好きだもんね~」と教えてくれました。でもね、やっぱり見ているのがいいそう。(それもいいよね♫)
3時のおやつの後「さぁ!消防車を見に行こう!」と
話している声が聞こえてきて 先生達は顔を見合わせてクスッと
笑っちゃいました。