*絵の具遊び


片栗粉粘土で遊んだ次の日のことです。
その片栗粉粘土に水を足して、絵の具を足して、くま組さんが絵の具遊びをしました。
いつもの絵の具と違って 少しザラザラ?なんだかちょっと違うんです。

先生が「ほらみて 指でちょんちょんしてみたらね・・・」とお話しはじめると
なになに?と覗き込んで興味津々。絵の具のようにさら~っとしていないので
たっぷりつけるとデコボコして『いつもと違うね!』が分かるようです。

初めは指先でチョンチョンしていたお友達も「おててにつけて」と
手のひらにたっぷり絵の具をのせてもらって「どばーーーっ!!」と言いながら
大きく塗りたくり。
「筆でやるの」と、描いていたお友達もその勢いに刺激をうけて
「ジャジャジャジャジャーーー」と腕をグルングルン回して
紙いっぱいに描きはじめました。
もちろん、手足に塗ってカメレオンのように華麗に変身しようとするお友達も。(笑)

できあがった作品は 梅雨の雨雲のようなモクモクした様子だったので
かわいい傘をさした自分たちを 並べて貼りました。
「私はコレなの」と教えてくれるんですよ。素敵なのができたね。
保育園の玄関に貼ってあるので、くま組のかわいい画家さん達の作品を見てあげてくださいね。

それから…七夕飾りを製作しています。
賑やかになっていく保育室には子ども達の豊かな感性がモリモリあふれています。
クスっと笑えたり、ホッと癒されたり、グンと元気をもらえたり。
素敵な美術館のような保育室になってきたなぁと
毎日楽しみでたまりません♪しあわせ しあわせ。











*泥んこ遊びに夢中!


子ども達の楽しみは…泥んこ遊び!
暑い日は「今日はどろんこするかな…」と覚悟?をしてくれているお母様もいらっしゃるようで、いつもありがとうございます。
子ども達が夢中になり、のびのび遊べる環境を作ってくださってうれしく思います。

公園に着くとバケツを持って「お水入れて」「お手伝いする!」と水遊び、泥んこ遊びの準備をしてくれます。
「みて!ほら、こんなのになったよ!」とたくさんお話してくれる子。一緒に喜びを共有して楽しんでいます。
ごっこ遊びをしたり、ペチャペチャと音で大笑いしたり 感触で何かを感じて心がウキウキワクワクしているんでしょうね。
わかるよ、わかる!先生もこのタイプ!(笑)

かと思えば… 

「………。」どうやら今は 夢中ちゅうです。無言です。口がキュッとなって、とんがってます。目つきは研究者のようです。
ほほぉ…今は取り込み中みたいね、きっと何か不思議があるんだね、今は見守っておくね、あとで教えてくれるかな。楽しみにまってみましょうか。

おなじ場所で泥んこ遊びをしても、その日その時その子によって楽しみ方が違っていて
それぞれの遊び方に私達も刺激を受けます。泥んこ遊びの魅力と不思議は 子ども達の感じ方と大人の感じ方でも違うでしょう。
だからこそ、子ども達が感じる感覚を知りたくなるんですよ
先生達も どろだらけです。(笑)

どろんこだらけのお洗濯物から(すみませんっっっ)元気に遊んでいる子ども達の姿を想像したり
お子様が どんなふうに楽しんだのか 会話の一つになるといいなと思います。













*風船遊び


風船遊びをしました。用意するものは…風船と圧縮袋!それから掃除機があればOK。
よーしやってみよう!!!
・・・とはいえ、本当に大丈夫?乗っても割れない?と少々ドキドキしますよね。

子ども達はそんな心配なんてしませんから
ジャンプジャンプ ぼよ~~~んっと おおはしゃぎです。
0歳児のお友達も ふかふかの風船マットに揺られて
心地良さに にんまり(その笑顔に…癒されます…)

座って「ぽにょん ぽにょん」と言いながら遊んでいるYちゃん。
へぇ~Yちゃんは 「ぽにょんぽにょん」 なんだ
となりのSちゃんは「ぴょにょんぴょにょん」なのね
Kちゃんは「あ あ」だって。みんなそれぞれの感じ方と表現があっておもしろいね。
みなさんだったら言葉にするとどういう表現になるでしょうね。

じゃぁ…先生も乗ってみたらどうだろう そーっと乗ってみました。
(私は風船苦手なので…少し離れたところで見守ります。笑)
バランスが難しいですが、大丈夫です。割れません。そんな様子に
「早く替わってよ~」と子ども達。「気にいってくれたの?」と聞いてみると
「気に入ったよ!おもしろいよ」と教えてくれました。
でも、みんなやりたくて押し合いになり始めた頃、「できないよ、みんな!」と
顔を真っ赤にして不満を叫んだ子がいました。「ほんとだね、どうしたらいいかなぁ…」と
困ったふりの先生。「順番したらいいんだよ」と提案してくれました。そっか、そうしたらみんな楽しめるね
順番を覚えたくま組さんは『待つこと』も遊びの中でできるようになったんですね。
電車みたいにつながっていることで友達と一緒に遊んでいるという感覚ももっていたようです。

汗だくになるほどふんわりぽんよりで遊んだくま組さん
ふわふわぽにょんぽにょんと心地良さで遊んだうさぎ組、ひよこ組さん。

風船を袋から出して またひと遊び。
たっぷり遊んだので給食もしっかり食べました。
満足いくまで遊びができ充実すると生活も充実して健康的になりますね。
いい循環で過ごしていきたいものです。












*キラキラ宝石みたい!


テーブルの周りに集まって「何しよっかな~」と相談しているところに
寒天をハンカチに隠して持ってきてくれた先生。

「あら、お母さんおかえりなさーい。それはなぁに?」
「これはお土産よ」(いつでも急なアドリブに乗ってくれる先生達・笑)
「お土産だって~♪」

ハンカチの中は きらきらの寒天でした。
触っていいの?と覗き込むみんな。「触ってみて」の言葉を待っているようす。
そっか、食べるものだったら 手でグチャグチャするのは違うなーと思っているのね。
ほぉ~。
でも、「触ってみて」って言ってしまうのもな・・・と
しばらく見守る先生。
1人が指でツンツンしはじめました。
「どんな感じ?」と声掛けする先生の声にやってみたい気持ちが爆発!
一斉にぐちゃぐちゃ~ 笑

『きらきら』は、冷たいね。ギュッと持つと壊れちゃうけど 
ふんわり持つと壊れないのね。力加減を上手に使い分けながら遊び始めました。

容器に入れてごちそうにしたりする子。
テーブルに並べてみる子
それから ・・・実は・・・テーブルの下にビニールの手袋を貼り付けておいたんです。

気が付いてくれたらいいなと思って。

集中して 『きらきら』を並べていたお友達が、見つけました 見つけました。
何も言わずに「ポトン」入れてみて覗き込みました。
真ん中の指に入りました。もう一回ポトン。また真ん中へ。
覗き込んで 少し考えて 入れる角度を変えてポトン。
思ったところに入ったようで にんまり。笑

きっと何かに気が付いたことでしょうね。












*発見ちゃんと発見くん


子ども達は遊びの中から、たくさんの発見と気づきを繰り返しています。
この高さはどうやったら登れるだろう。どれくらいの力が必要だろう。
ここを触るとどんなことが起きるだろう。
触った感じはどんなだろう。この穴はなんだろう?この大きさは入るかな?
どうやったら入るだろう。こうすると痛いな。これは心地いいな。

乳児期のこの『気づき』を、子ども達に
たくさん経験してもらいたいなと思っています。
いい顔しているでしょう。
そうして『生きていく力の基礎』となるよう
物との関わり、人との関わり、自然や生き物との関わりなど
経験豊かに過ごせるようにと思います。

子ども達の気づきをそっと見守れる大人でありたいですね。